チームにおける2種類のリーダーについて

何かの仕事やプロジェクトに取り組む際、ひとりで取り組む込むことはあまりありません。一時的にしろ恒常的にしろ、チームで取り組むことが多いと思います。

チームが発生すると、明示的または暗黙的にリーダーの役割を担う人が現れます。一部門の責任者かもしれないし、プロジェクトのリーダーかもしれないし、会社の代表かもしれないです。

私もいろんな会社やプロジェクトでいろんなタイプのリーダー見てきました。時には自分がリーダーの役割を担うこともありましたが、チームとリーダーの関係性の視点でみると大きく分けて2種類のリーダーに分類できると思っています。

自分のためにチームを使うリーダーと、ームのために自分を使うリーダーです。他の視点で見れば、分け方は様々かもしれません。また、本記事は私個人のこれまでの実体験に基づいた意見・感想です。

自分のためにチームを使うリーダー

正確に言うならば、自分の能力を最大化するためにチームメンバーを使うリーダーです。

リーダーの描くビジョン・目標を実現化するために、メンバーはリーダーのサポートをします。また、リーダーはメンバーに対して細かく指示を出し、指示通りの成果を要求します。指示以上でも以下でもいけません。

このタイプはリーダーがカリスマ的な実力者の場合、多くの成果を発揮します。また、具体的な指示があるため、メンバーはあれこれとやり方や方法に悩まず作業を進められるため、作業の進捗が早くなりやすいです。

反面、リーダーの能力以上の成果は出ません。リーダーが凡庸の場合、成果もまた凡庸です。そして、能力以上の成果を得ようとするために、労働時間を増やしてカバーします。

また、メンバーの作業にはリーダーの具体的な指示が必要なため、メンバーはリーダーの指示がないと身動きが取れず、何をして良いかわからなくなります。メンバーは指示に従うだけなので、さらに良いアイデアや方法がないか検討する必要が無くなります。さらに言えば、別の素晴らしいアイデアを思いついてもリーダーの意にそぐわなければ排除されることもあります。

チームのために自分を使うリーダー

もう一つのタイプは、チームの成果を最大化するために自分の時間や労力を使うリーダーです。

チームとしてのビジョンや目標を打ち立て、メンバーに共有し、実現化のためにメンバーが主体となって動けるよう必要な権限をメンバーに委譲します。リーダーはメンバーが作業を進める上での障壁や課題を取り除くことに注力します。

このタイプのリーダーがうまく立ち回れば、チームは個人の能力の足し合わせ以上の成果を発揮します。一人のカリスマを必要とするわけでもなく、細かい具体的な指示を出すわけでもありません。メンバーの能力やメンバー同士のコラボレーションを引き出し、チームとしての成果を最大化させます。

ただし、具体的な指示を出さない分、目標の共有と日頃のメンバーとのコミュニケーションが非常に重要です。目標がしっかり共有されていない場合、チームがあらぬ方向に進んでしまう可能性がありますし、十分なコミュニケーションが取れていないと潜在的なリスクや課題に気付くことができません。

メンバーとしても、目標の実現化に向けてやり方や方法をあれこれと考える必要があります。その分、作業の進捗が遅くなる可能性がありますが、新しいアイデアや発見が生まれることもあります。

まとめ

リーダーのタイプとして2種類の分類をご紹介しました。

どちらのタイプが良い悪いと言うことではないです。ただし、どちらのタイプにしろ目標や実現したいことはしっかりと共有する必要があると思います。

目標の共有もない、具体的な指示もない、権限も委譲しない、と言うのは上記どちらにも分類できないただの丸投げです。そのようなリーダーにはなってはいけません。

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